フラット35は長期固定で低金利
フラット35の住宅ローン金利は、利用できる金融機関の平均で、3%強程度となっています。フラット35の金利は金融機関によって異なるので3%半ばのところもあれば、SBIモーゲージや楽天モーゲージのように2%台の金利を提供している金融機関もあります。都市銀行などと異なり、SBIモーゲージや楽天モーゲージはインターネットからの申し込みが可能で、その分の経費などを抑え、低金利を実現しているようです。ただし、手数料は他の金融機関と比較すると高めの設定となっているようです。それでもトータルで考えると、返済金額の合計はかなり違ってきます。
「ほんの0.5%程度しか変わらないのに何をがたがた言っているんだ。今までの銀行でフラット35を組めばいいんだろ」とお思いになる方もいると思います。しかし、現実は、このほんの少しの差が非常に大きな差になってくるのです。
例を挙げて検証していきましょう。
3000万円を35年ローンで組むことを検討します。年利2.8%と3.3%で総額を比較します。
- ・年利2.8%の場合…総額:47,095,745円
- ・年利3.3%の場合…総額:50,625,134円
実に350万円もの差が出てしまうのです。毎月の支払いで考えれば8000円程度の差が出てくることになります。SBIモーゲージや楽天モーゲージは手数料が多くかかるので、手を出しにくいとお考えになる方もいるようですが、長期固定でフラット35の住宅ローンを組むのであれば、トータルで見て、絶対に金利が低い方がお得なのです。
フラット35を利用しない短期固定の住宅ローンもあります。「固定金利選択型3年」というような商品で、キャンペーンと併用すると、年利が1.3%になるような住宅ローンもあるようです。こういう住宅ローンを見ると、フラット35などを活用せず、これらを活用したほうがいいのではないかという意見も聞こえてきそうです。しかし、3年経ったあと、次の3年を同じように1.3%で組めるのかといわれると、そうではない可能性があるのです。むしろ、今の状況を考えると、同じような金利で今後も住宅ローンを組める可能性は低いといえます。金利は今後あがると予想されているからです。
将来、どうなるかわからない状況で、金利の低い短期の固定金利を選ぶか、住宅ローン返済まで固定金利だが、若干金利の高いフラット35を選ぶかは皆様しだいですが、少しでもリスクヘッジをしておきたいのであれば、フラット35を活用しましょう。
金利が5%や6%になることも充分に考えられます。将来のことはわかりませんからね。